窪田あさみ

窪田あさみ

生徒たちに対する教育理念や想い

できるようになった、と思うまでには、たくさん間違い、失敗をすると思います。すぐに正解したい、できたら間違えたくない、という気持ちもわかります。私自身もそういうタイプで、かなり苦労しました。ですが、間違いを重ねるたびに、これは違ったな、という経験も増えていきます。それが無駄ではなかった、と判断するのはできるようになった時の自分です。

たくさんチャレンジして、たくさん間違えてください。勉強には大変なこともたくさんありますが、それも込みで楽しむことも不可能ではないと、今までの生徒さんから教わっています。

生徒への指導方針はどのようなものか

できることが増えることは、楽しいことだ、と考えています。そのために、繰り返し解き、徐々にステップアップできるような練習を取り入れています。何度も解くので、初めは辛いこともありますが、めげずに問題と一緒に過ごして欲しいです。そのうち、相手のことがだんだんわかってくると思います。そのためのお手伝いをしていきます。

基本問題は、問題と会話するための言語のようなものと考え、特に大事に、根気よく繰り返してもらっています。

やりがいを感じるのはどのような時か?

問題を解くポイントをつかんだ時の、顔が明るくなる瞬間を見られるととても嬉しいです。あっ!と声に出して、その直後にはもう問題を解くことしか見えていない、生徒に自分が置いて行かれる(?)場面がとても楽しいです。

自分の成長と課題を自分で実感できている言葉、顔を見ると、こんなに短期間でたくましくなるんだと、毎回感動します。

保護者の方との関係で大事にしていること

生徒さんの学習状況についてお話する際は、達成できていること、あと一歩なところを率直にお伝えすることを心がけています。達成していることはどのようにして頑張ってきたか、あと一歩のところはこの先どうしたらうまくいくか、どの勉強が何の基礎になっているかを、受験までの単元の流れと共にお伝えしています。

今までに塾で指導している中で感動したエピソード

ある年の受験シーズンに、『明日受験する友人に、頑張って!と手紙を書くので、先生も書いてもらえませんか?』と声をかけてもらったことがあります。そのお二人の両方を担当させて頂いており、お互いを支えあっている様子は毎回感じていたのですが、お誘いを受けてとても驚きました。

それと同時に、私も支えることができていたのかな、と嬉しくなりました。講師1年目のことだったので、一番励まされたのは私だったかと今でも思います。