生徒達に対する教育理念や想い
めんどくさいこと=やり甲斐のあることへ変換を目指しています。「勉強が好き」という子はほとんどいません。でも、したくないことをしないといけない時はたくさんあります。どうせしないといけないなら、楽しんだ方が得じゃん!と思ってもらいたいので、一人一人の個性に合わせて、楽しく学ぶ方法を日々探しています。そのために、勉強中も、笑うことを忘れないようにしています。
生徒への指導方針はどのようなものか
問題が解けない原因を自分で見つけて、自分で解決できるようにお手伝いさせていただいています。生徒自身で、最後に答えに辿り着いてもらい「勉強できるんだ!」「勉強って楽しい!」って気がついて、自信に繋げてもらえたら嬉しいです。
やりがいを感じるのはどのような時か
やる気の出なかった生徒が、自分から進んで勉強するようになってきた時です。分からない問題を自分から聞いてくれるようになってくると、一緒に頑張ろう!という気持ちになります。やる気と同時に、テストの点数も上がって来たら、一緒に「頑張ったねー!」と言って喜んでいます。
保護者との関係で大切にしていること
送り迎えをしてくださっている保護者様が多いので、授業が延長しないようにと気をつけています。また宿題を気にかけてくださる方や、授業の様子を気にかけてくださる方も多くおられ、本当に感謝しています。なるべく期待に応えられるよう頑張りたいと思っています。
今までに塾で指導している中で感動したエピソード
生徒一人一人にドラマがあって、そこに短い間ですが、関わらせていただけることはホントに嬉しいです。ある生徒さんは、最初会った時はとても無口でした。三年生の二学期で受験を控えていながら、勉強がとにかく苦手で、全く自信が無いようでした。でも、よく話を聞いてみると、部活ですごく活躍していて、有名な選手だと分かりました。「この子は勉強ができないんじゃない、時間が無かっただけだ。有名選手になるくらいだから、集中力はあるはずだ。」と思いました。そこで、生徒の現時点でできることから始めて行きました。少しコツを教えれば、すぐに自力で問題を解けるようになり、そのうち難しい問題も解けるようになっていきました。勉強ができるようになってきたら、口数がだんだん増えて来ました。表情も明るくなりました。最後は毎回、先生とお喋りのネタを準備してくるようになりました。そんなに面白い子だとは思いませんでした。受験が終わっても塾に通い続けてくれて、最後まで楽しんでいってくれました。思春期と受験のストレスが重なる難しい時期だったと思います。でも無事に乗り越えて、明るく卒業できました。そんな生徒の表情を見ると、私も、また頑張ろう!という気持ちになりました。