キャンパスでは冬期講習会が終了し、学校では三学期の授業が開始されました。
今年の冬は特に寒い日が続きましたが、そんな中皆とても頑張って勉強していました!
学校によっては冬休みも殆ど無くて…というようなところもあった様子。
そんな中、寒さを忘れるような皆の熱気を感じられた講習会だったと思います。

3年生はもうあと少しで受験となります。
私立高校の併願などは既に受験が始まっている場所もあり
いよいよ、今までの勉強の成果を発揮するときです。
3年生はもう進路をしっかり決め、目標に向かって勉強の日々…という生徒が殆どだと思います。
仮に今まで、ちょっと勉強に身が入らなくて…今になって焦りが出てきてしまった…
という生徒がいたとしても、本当にここから受験までだけでもいいので
全力で頑張って欲しいと思います。
受験は、どんな状況であれ、最後まで気を抜いてはダメです。
例えば、志望校のランクを一つ落としたんだから、自分なら大丈夫だろう…
そういう類の気の緩みは絶対に持たないようにしましょう。
私が中学生の頃、当時通っていた塾で成績上位、何の問題もないと思われていた子がいたのですが
その子は残念ながら、志望校に落ちてしまったことを未だに覚えています。
後で、その子の友人に話を聞いたところ、受験直前に油断して遊んでしまっていた…とのことでした。
多分大丈夫だろう…という気のゆるみが隙を生んでしまったんだろう…と当時思ったものです。

1年生、2年生はあと数か月で学年が上がり、それぞれ2年生、3年生となっていきます。
中には部活等の繋がりで、3年生から受験の大変さを聞いている生徒さんもいるかもしれません。
当然、1年生⇒2年生、2年生⇒3年生になれば、学習内容の難しさもアップしていきます。
特に3年生のテスト、学習内容は本当に難しいです。
1、2年生の頃、しっかり勉強をしてきて1,2年生の内容は完璧だ!という生徒でも苦戦する生徒が殆どです。
20年以上前になりますが、私も中学生の頃、3年生のテストの難しさには苦汁を飲まされた記憶があります。

1、2年生の頃から今の3年生と同じ量の勉強をこなすことは中々難しいかもしれませんが、少しづつでも良いので学習習慣、勉強する癖、机に向かう癖、出された宿題だけでもきっちりと取り組む…「癖」を、付けて欲しいと思います。
そうすれば、3年生になってから確実に2年生まで勉強してこなかった子より楽ができます。
癖をつける、癖にする…というのは大事なことです。
癖にしてしまったものは意識しなくとも、長続きしたり集中力が続いたりするものです。
「勉強しない癖」ではなく、「勉強する癖」を早いうちにつけておくと今後が楽です。

個別指導のキャンパス 田中