生徒達に対する教育理念や想い
学びやすい「場」を作ることを常に心がけています。
勉強に気持ちが向かない、苦手意識がある、その理由はお子さんによって異なります。生徒さんの気持ちを否定せず話を聞き、話しやすい「場」を作ること。好奇心旺盛な幼い子供のように「分からない」「なぜ?どうして?」を恥ずかしがらずに言えて、のびのび考えることができる「場」を作ることで、お子さんの勉強に対する気持ちの壁を取り払っていきたいと考えています。
生徒への指導方針はどのようなものか
間違えた問題を大切にすることです。
どうして間違えたのか、どう考えればよかったのかを確認し、やり直し、類題を解いていくことで「できる」が増えていきます。
たとえば、答え合わせで〇になっているものの、よく見るとあるスペルのミス(英語)。間違えた問題は、途中式のどこがポイントだったのか(数学)。「宝探しだよ」と言って生徒さんに探してもらったりしています。自分で見つけられたら褒めまくります。
もちろんテストの際には、間違いを極力なくしたいです。でも、練習の場ではあってもいい。「間違えること=悪いこと」ではないと感じてもらえるように指導しています。
やりがいを感じるのはどのような時か
「分かった!」「できた!」その瞬間の生徒さんの表情が見られたとき。それに尽きます。
保護者との関係で大切にしていること
大切なお子さんを預けてくださることに対する感謝を忘れないようにしています。また、お子さんについての相談を持ちかけてくださることは大変ありがたいことなので、しっかりお話をうかがうようにしています。「親ではない大人」という立場からお子さんに働きかけていくことで、おうちの方のサポートができればうれしいです。
今までに塾で指導している中で感動したエピソード
生徒さんの成績がアップしたとき、志望校に合格できたときはいつもうれしいものです。
即効性のある指導ができればもちろんそれが一番で、それを目指して努力していますが、生徒さんがこちらからの働きかけを受け止めるタイミングはそれぞれに異なり、ずっと後から効いてくることもあります。作物を植える前に畑の土を耕すことと似ているかもしれません。
たとえば、私が指導した中学生の女の子が高校生になってから「先生のおかげで数学が好きになって、今では一番の得意科目です」と書かれた年賀状をくれたことや、私が英語を指導していた時は小中学生であった女の子が志望する大学に合格したときに「先生が教えてくれたことが今すごく生きてる!」と報告してくれたことがありました。
自分も彼女たちの土を耕すお手伝いができていたのかな、と感じたエピソードです。